あの日、まるで、離婚でもするみたいだと思った。
付き合ってもいないのに。
スキだなんて言われたこともないのに。
大切にされてるなんて思えたこともないのに。
わたしのところにあのひとが帰ってくることも、
あのひとのところにわたしが帰ることも、
もう、ないんだな、って、悲しくなった。
一緒に暮らした一年半。
悲しかったり、辛かったことはたくさんある。
でも、それ以上に、楽しかったり、嬉しかったことはもっとたくさんある。
こんな穏やかな日が続けばいいと思っていたのは、わたしだけだった。
そんなことにはならないと、すぐに気づいたのに、それでも願っていた。
何も知らなければ、気づかなければ、もっと素直に幸せでいられたのに。
知らずにいられることの幸せを、つくづく感じるよ。
わたしは、いつだって、あのひとに対しては、
空より広い心と、海より深い愛情で接してきたよ。
あのひとのどうしても理解できないところ、それをわかってて、
あのひとを受け入れたのはわたし。
気づいてしまっても、それでもいいと、そばにいたのはわたし。
あの時、ちゃんと言えていたら、こんな思いはしなくてすんだのに。
言いたかったけど、言えなかったよ。一緒にいたかったから。
「ほかに誰かいるなら、わたしのところに来ないで」
「中途半端な気持ちなら、来ないで」
拒絶してくれたら、楽になれるかな、と思っても、
本心で向き合ってくれることはなかったね。
わたしたちは、始まりもうやむやだったけど、
終わりもうやむやなんだね。
あのひとのなかでは、もう終わってることなんだろうな。
いつもいつも、ほんとうに伝えたいことは伝えられないできた。
でも、今度はちゃんと伝えるから。
今度は、ちゃんと本心で向き合って欲しい。
付き合ってもいないのに。
スキだなんて言われたこともないのに。
大切にされてるなんて思えたこともないのに。
わたしのところにあのひとが帰ってくることも、
あのひとのところにわたしが帰ることも、
もう、ないんだな、って、悲しくなった。
一緒に暮らした一年半。
悲しかったり、辛かったことはたくさんある。
でも、それ以上に、楽しかったり、嬉しかったことはもっとたくさんある。
こんな穏やかな日が続けばいいと思っていたのは、わたしだけだった。
そんなことにはならないと、すぐに気づいたのに、それでも願っていた。
何も知らなければ、気づかなければ、もっと素直に幸せでいられたのに。
知らずにいられることの幸せを、つくづく感じるよ。
わたしは、いつだって、あのひとに対しては、
空より広い心と、海より深い愛情で接してきたよ。
あのひとのどうしても理解できないところ、それをわかってて、
あのひとを受け入れたのはわたし。
気づいてしまっても、それでもいいと、そばにいたのはわたし。
あの時、ちゃんと言えていたら、こんな思いはしなくてすんだのに。
言いたかったけど、言えなかったよ。一緒にいたかったから。
「ほかに誰かいるなら、わたしのところに来ないで」
「中途半端な気持ちなら、来ないで」
拒絶してくれたら、楽になれるかな、と思っても、
本心で向き合ってくれることはなかったね。
わたしたちは、始まりもうやむやだったけど、
終わりもうやむやなんだね。
あのひとのなかでは、もう終わってることなんだろうな。
いつもいつも、ほんとうに伝えたいことは伝えられないできた。
でも、今度はちゃんと伝えるから。
今度は、ちゃんと本心で向き合って欲しい。
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by ASTER_13
| 2011-10-13 10:38
| オンナゴコロ